2023年12月時点での空冷ビートルスタッドレスタイヤ事情を解説！合わせて現在入手可能な【オススメ】スタッドレスタイヤサイズも紹介しています。
ビートル適合タイヤサイズ
- 165SR15 （外径646mm トレッド幅167mm ）
- 165/80R15 （外径641mm トレッド幅165mm）
- 5.60×15 （外径652mm トレッド幅96mm）
※外径・トレッド幅は同サイズ表記でもメーカーによって差があります。※純正タイヤサイズは空冷ビートル全年式共通（〜メキビーまで）。ノーマル車高・純正ホイール（スチールホイール4J・4.5J）での適合タイヤサイズです。
空冷ビートル適合スタッドレスタイヤ
ビートルの純正タイヤサイズ（サマータイヤ）のスタッドレスタイヤは
現在ありません。
数年前までは「165/80R15」サイズのスタッドレスタイヤが各タイヤメーカーでラインナップされていましたが、現在はすべて廃盤。（他の純正サイズもありません）
廃盤になってしまった主な理由は「現行車で使われなくなったサイズ」だからです。タイヤメーカーが製造するサイズは、現行車（国産・外国車含め）の新車付けサイズがほとんど。当然ながら使っていた車が世の中から減ると、そのサイズのタイヤも需要が減り、廃盤になってしまう傾向にあります。
空冷ビートル 代用スタッドレスサイズ
純正タイヤサイズにもっとも近いサイズで、尚且つノーマル車高のビートルに使える、現在入手可能なスタッドレスタイヤは
「175/80R15」
現在、ブリジストン・ヨコハマタイヤ・トーヨータイヤなどの国産タイヤメーカーを始め、輸入タイヤメーカーのナンカン・ハンコックなどでもラインナップされているサイズです。
純正タイヤサイズ（一般的なラジアルタイヤ）に比べると、一回り大きくなります。外径で約20mm大・トレッド幅約10mm広。
- 165/80R15 外径641mm トレッド幅165mm
- 175/80R15 外径661mm トレッド幅175mm
※標準的なタイヤでのサイズ比較です。メーカーによって誤差はあります。
「ノーマル車高」見極め方（フロント）
自分のビートルがノーマルの車高なのか分からない方は、フロントフェンダーを真横から見てください。フェンダーとタイヤの間に隙間があるかどうかで、おおよそノーマルか、下げられているかが分かります。
ノーマルは低年式高年式問わず「4〜5cm程度」（もしくはそれ以上）の隙間があるのがノーマル（純正タイヤサイズ・純正15インチホイール）。車両によって誤差はありますが、隙間が狭い、もしくはまったく無いのであれば、ローダウンされている可能性があります。ちなみに同じビートルでも、メキビーはノーマルでも隙間は少なめです（隙間が無ければローダウンされています）。
空冷ビートルスタッドレス選び注意点
⚠ノーマルサイズより大きなスタッドレスタイヤを付ける場合は、フロントのフェンダークリアランスに注意が必要です。リアは、タイヤ位置・タイヤハウス内に余裕がある為、特に問題ありません。
⚠アルミホイール車は純正ホイールに比べ外に出ているので、オフセットやフェンダークリアランス等の確認が必ず必要です。
⚠フェンダークリアランスが少ない場合や怪しい場合は無理をせず、165/65R15等の小径サイズにすることが無難です。（165/80R15の次に小さいサイズが165/65R15です。中間のサイズはありません）
